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2016年4月 3日 (日)

新規採用者へ贈る言葉

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

新規採用者へ贈る言葉 2016.4.5(火)

新年度を迎えました。新規採用者の皆さんにこのコラム欄からも歓迎のエールを送ります▼自治体に働く労働者としての第一歩は宣誓から始まります。『地方自治の本旨を体するとともに、公務を民主的、かつ、能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として、誠実、かつ、公正に職務を執行することを固く誓います』と宣誓されましたか。私たちは、住民から負託を受けて、地方自治の本旨に基づき全体の奉仕者として誠実・公正に職務を執行することが求められているのです。それが何を示しているかは今後深めていくとしてこころざしの初心忘るべからずです。そして、日々の業務のコンプライアンスは当然のこと、市民と対応した一言が大きな結果を生むかも知れないネット社会の中にいるという緊張感が常に必要です。「保育園落ちた、日本死ね!」の匿名ブログが時の政府を動かす時代です▼仕事でも生活でも一人では心細くなった時、頼りになる仲間を見つけることが大切です。それが同一職場の職員であったり、同期の職員であったり、労働組合の仲間であったりすると思います。市労組は組合員一人ひとりを大切にする組合です。高槻市を選んだことが誇りとなるように皆さんの今後の活躍を期待しています▼先ずは就職おめでとう(M)

2016年3月22日 (火)

職場の送別コンペ大会

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

職場の送別コンペ大会 2016.3.23(水)

彼岸が過ぎて年度末が近づいてきました。三月末日の退職者を踏まえた四月からの新しい人員体制がいずれ発表され、大きな節目を迎えます▼さて、その退職者ですが、土木職場を中心にした愛好者が集まって、毎年『退職者送別コンペ』が開催されています。今年の主賓は三名。幹事さんの呼びかけに応え、ウイークエンド、ベニーカントリー倶楽部にはOBを含め四二名が参集しました。心配だった天候は雨が朝までに通り過ぎて傘なしで大丈夫でした。各々六組ずつ、アウトとインに分かれてスタート。四人が一緒にカートに乗って回ることから、ルールや打ち方など技術的なことや職場の話題などいろいろな会話が弾みます。経験年数の差などでスコアがまちまちになるのはこのスポーツの特徴ですので、誰もがカリカリしないで大らかにラウンドしているように見えました▼そして、成績発表。主賓の三人から挨拶があって、記念品を贈呈。彼らからもお礼の品が配付されました。ドラコン二ホールとニアピン四ホールは二つの組に分かれて各々賞品があり、ダブルぺリア集計の総合成績には飛び賞も含めて沢山の賞品がありました。このコンペに相性がいいのかいつも何かの賞品をゲットするOBが今回は優勝でした▼参加賞もあり楽しい一日でした(M)

2016年3月14日 (月)

原発のない社会へ びわこ集会

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

原発のない社会へ びわこ集会 2016.3.16(水)

高浜原発三・四号機の運転中止の仮処分決定があった翌日、稼働中の三号機が止まりました。初めてのことです。住民側の弁護団長・井戸謙一弁護士の弁▼「史上初めて司法の力で現実に動いている原発が止まりました。全国で『原発ゼロ』の社会を希求している人たちの力のたまものです。これからは、普通に原発を差し止められる時代が切り開かれます」と。今回の仮処分決定では、福島の事故を教訓に策定されたとする新規制基準について、新規制基準を満たせば十分とするだけでなく、避難計画が地方自治体に丸投げされて、原子力規制委員会の審査の対象にすらなっていないことに疑問を投げかけ、避難計画を規制の対象にするのは国家の「信義則上の義務」であると明言しています。新規制基準を根底から見直すべきだとの指摘が司法からなされたと読みました▼その井戸弁護士が基調講演した「原発のない社会へ二〇一六びわこ集会」はこの日曜日に開催されました。集会には、滋賀県知事や大津市長・米原市長・湖南市長などからメッセージが寄せられ、日野町長が連帯のあいさつをし、東日本大震災県内避難者の人から訴えがあるなど、多彩でした。その後のデモ行進には思い思いのプラカードが並んで▼思わぬ人にばったり会って立ち話(M)

2016年3月 7日 (月)

子育て世代の叫び

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

子育て世代の叫び 2016.3.9(水)

吹田市で1081人、豊中市で909人が「落選」したというニュースは衝撃でした。新年度、認可保育所へ入所を希望しながら入れなかった子どもの数です▼「何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私。活躍できねーじゃねーか。」『保育園落ちた日本死ね!!』と題した匿名ブログの一節です。吹田か豊中の人であってもおかしくない。ネットで話題となり国会でも取り上げられました。「誰が書いたんだよ」「ちゃんと本人を出せ」と議員席からヤジが飛んで事態の深刻さが分かっていないと怒りを呼び、国会前で「落ちたのは私です」集会まで開かれました▼私事ですが、娘が第二子を出産して産休から丸一年の十二月からの復職を希望するも保育所は全く見つからず、一か月延期。一月より第一子が通う保育園とは六キロメートル離れた乳児保育室に何とか決まって復職しました。夫婦だけでは二人の子どもの送迎がとても無理で、祖父母の出番が増えています。それでもこの四月からは同じ保育園に通う「承認通知」を受けることができて夫婦はホッとしています。前述の事態と比較すれば随分と恵まれています。どの市も「子育て」を重点施策としていてこの差▼「待機児ゼロ」は子育て世代の叫びです(M)

2016年2月23日 (火)

サラリーマン川柳より

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

サラリーマン川柳より 2016.2.24(水)

『サラリーマン川柳』の入選作が発表されました。四万通近い応募から選ばれた百句。話題や流行、職場の上司や人間関係、夫婦や親子などをデーマに五七五で表現する妙が楽しめます。以下、百選の中から勝手に選択して紹介します。読み流し下さい▼流行編『ましゃロスの 妻を救った 五郎丸』『キミだけは オレのものだよ マイナンバー』『本物の ビール3本 わが爆買い』『球拾い だったオレにも 背番号』『やってみた ゆう活憂鬱 趣味がない』『ならいごと 去年テニスで 今ラグビー』▼上司・部下編『部下の言う 「課長やばい」は 褒め言葉』『「休みます」 新入社員の 紙対応』『ただでさえ 無礼な部下の 無礼講』『どうなった? 「確認します」は やってません』▼夫婦編『退職金 もらった瞬間 妻ドローン』『子が巣立ち 妻と二人の シェアハウス』『定年後 帰りは何時 聞く側に』▼生活編『福沢を 崩した途端 去る野口』『コンビニで カツ丼 ・ ドラ焼き お茶トクホ』『我が家では イエスかハイの 二択制』▼親子編『親からの お土産いつも 縁結び』『春くれば トリプル入学 爆払い』『娘来て 「誰もいないの?」 オレいるよ』▼社会編『俺よりも 役に立ってる 微生物』『辞書にない 難読難解 生徒の名』▼本格的な花粉症の季節、対策は万全ですか(M)

2016年2月16日 (火)

甘利議員のあっせん利得疑惑

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

甘利議員のあっせん利得疑惑 2016.2.17(水)

甘利議員のあっせん利得疑惑、どうみていますか。私は内閣中枢を担う議員事務所の名前を活用した典型的な「口利き」だと考えます。元秘書の「二〇億円かかるとか、声にして」という音声が公表されました。国会は速やかに議員や秘書などを証人喚問して真実を解明すべきです▼URは占有者であるS社に三度に渡って補償金を支払っています。①道路用地の物件移転、一六〇〇万円、②道路用地外の物件の移転・再配置で二・二億円、③物件の損傷補償で数千万円。これで決着ではなく、敷地にある産廃処理費用も要望して交渉中だといいます。合意-契約は一度に一括して行うもの。幾度も補償金を支払いながら未だ交渉中は異常です。地権者でもないS社の「無理筋」の補償要求に「議員事務所」の口利きがいかに「有効」か、当事者のURは語らないでしょうから、国会での解明が必要なのです。補償の妥当性は会計検査院の監査が待たれます▼昭和の年代には議員名を使った無理筋の要望を耳にしたこともありますが、現在は「公正な職務の執行の確保等に関する条例」があり、市民等の多様な要望を職員ではなく行政組織で受け止め組織で対応することで、透明性を確保し担当職員と組織を守る仕組みがあります▼条例は大いに活用を(M)

2016年2月 8日 (月)

国谷裕子キャスターの降板

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

国谷裕子キャスターの降板 2016.2.6(水)

NHKの報道番組の看板といえば『クローズアップ現代』だと思うのですが、そのクロ現が「一新」の名のもとに三月末で事実上打ち切りとなるのをご存知ですか。名前に「プラス」を付け時間帯を一〇時台に変更しますが、番組とともにある国谷裕子キャスターを降板させるというのです▼クロ現が始まったのは一九九三年といいます。二三年間続いています。最初からキャスターは国谷裕子さんでした。政治・経済・教育・医療・社会現象など広範囲なジャンルから切り取った現代の断面を映像と第一人者であるゲストとの議論とを通じて短時間で浮き彫りにする類いまれな能力の持ち主だと思います。最近では、昨年七月三日放送の「集団的自衛権 菅官房長官に問う」が圧巻でした。閣議決定した直後に内閣の官房長官をゲストに招いて疑問点を直接議論して放送できるジャーナリストが国谷さん以外に他にいたでしょうか▼現場は続投を強く求めましたがNHKの上層部が「イメージを変えたい」と降板を決定したと報じられています。そういえば、ニュースステーションの古館伊知郎さんが三月末で降板しますし、ニュース二三のアンカー岸井成格さんも三月末で降板します▼時の政権と厳しく切り結ぶジャーナリストが次々番組から降りるのは偶然でしょうか(M)

2016年2月 2日 (火)

日銀のマイナス金利政策を読む

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

日銀のマイナス金利政策を読む 2016.2.3(水)

日銀が「マイナス金利政策」の導入を決めたニュースどうみていますか。銀行が日銀に持っている当座預金口座の一部に「マイナス金利」即ち手数料を払うというものです▼日銀が「異次元の金融緩和」を決定したのが一三年四月(アベノミクスの第一の矢)です。長期国債を年間五〇兆円規模で購入し始めました。そして一年半後の一四年一〇月にはその規模を年八〇兆円まで拡大(追加緩和政策)しました(今や発行額全体の三割を日銀が保有する事態になっています)。それでも目標とする「物価上昇二%」は達成されず今回三度目の先送りです。その手詰まり感から日本では初めての未知の政策に転換したのです▼世界経済の減速は中国などの新興国の減速と原油価格の暴落が主要原因と指摘されています。いくら市中に資金を回す政策をとっても、一〇月~一二月の実質GDPが一・五%減となるなど、日本の実体経済に実質賃金の低下や消費の落ち込みなどで需要がなければ効果はありません。逆に銀行が定期預金の金利を下げるなどして利益確保に走る動きが出るなど「副作用」が国民の預金を直撃するようでは本末転倒です。「円高・株安」から「円安・株高」への転換を日銀が担おうとするのは疑問です▼賃上げをめざす春闘が始まっています(M)

2016年1月25日 (月)

セルロースナノファイバーが拓く未来

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

セルロースナノファイバーが拓く未来 2016.1.26(火)

年末年始の暖冬から一転して寒波が襲来しました。新年初めての動点ですので、夢のある話を▼今、新素材「セルロースナノファイバー」が注目を浴びています(『クローズアップ現代』が取り上げていました)。植物の繊維から作られるこの新素材は、軽い(プラスチックよりも)、強い(鋼鉄の五倍の強度)、熱による変形が小さい(ガラスの五〇分の一)、そして何よりも原料が植物に由来して環境負荷が小さいことから、鉄やプラスチックに代わる新素材として期待されています。日本の大学や製紙会社が世界をリードする形で研究を進めています▼植物の繊維(セルロース)を解きほぐして髪の毛の五千分の一から一万分の一程度の太さの繊維を取り出したのがセルロースナノファイバーです。木材から触媒を使ってナノファイバーを取り出す方法を世界に先駆けて発見したのが東大の研究グループで、昨年、森林分野のノーベル書といわれる賞を受賞しています。自動車のボディの軽量化、スマートフォンやタブレット端末への利用、消臭機能が高いオムツ、酸素を通しにくい包装材など利用分野は広いといいます。国土の七割が森林に覆われている日本で森林が資源になるとは何とも魅力的です。製造コストを下げる壁はそう高くはないとも▼日本発の新素材が拓く未来(M)

2015年12月21日 (月)

今年の漢字は「安」

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

今年の漢字は「安」 2015.12.22(火)

恒例となった流行語大賞が「爆買い」「トリプルスリー」で、今年の漢字が「安」と発表され、年末です▼文字を書いた清水寺の管主の言葉です「今回『安』が選ばれたのは、『不安』の安ではないかと思います。安保法制がこれでいいのかという不安。自然災害も不安です。難民・戦争・テロといった命への不安があります。『来年こそは安心した安全なる社会を作っていこう』という思いからではないかと思いました」。言い得ていると思います。鬼怒川の氾濫など異常気象・大災害への不安、杭打ちデータや排ガス規制データの偽造などで安全が揺らぎ、ジャーナリスト・後藤健二さんが殺害され、パリで大規模なテロ事件が起き、多くの難民が欧州に逃れているという不安。そうしたネガティブな意味を示すとともに、こんなことは「今年限り」ですよというメッセージが込められていると▼今年の流行語には「エンブレム」や「五郎丸」「ドローン」などとともに「シールズ」「アベ政治を許さない」がトップテンに入っていました。安保法制に反対してきた市民団体が結集して、安保関連法制を廃止して立憲政治の回復を求める市民連合を結成し、来年の参議院選挙で一人区で統一候補擁立をめざす、というニュースが報道されています▼職員の皆さん、よいお年を(M)

2015年12月14日 (月)

有権者の個人情報が流出

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

有権者の個人情報が流出 2015.12.16(水)

堺市の有権者約六八万人分の個人情報がインターネットに流出した事件が一斉に報道されました▼びっくりして堺市のHPをみると概要が公開されています。今年六月に市あてに「ネットに個人情報が流れている」と匿名のメール通報があって発覚。市は調査結果を九月に二度報道発表しています(九ファイル分)が、その後新たに六ファイルの流出が確認され、その中に知事選挙時の有権者一覧データ(住所・氏名・性別・生年月日など)が含まれていたことから流出規模が一気に拡大して、今回の報道発表となりました。流出させた職員は、無断で業務データを自宅に持ち帰り、改良した自作の選挙システムを開発して他市等に売り込みを行い、業務データを民間のレンタルサーバーの閲覧可能部分に保存して個人情報を流出させた、といいます。インターネットのアクセス記録解析では一名か二名が二日間に二六回アクセスしていて、記憶媒体にコピーした可能性が高いとか▼「業務データを無断で自宅に持ち帰った」ことが発端です。何故可能だったのか、の検証。外部媒体の接続制限は庁内LANとともに全ての業務システムに必須です。とにかく「持ち出せないこと」が一番のセキュリティで、例外は何重もチェックして▼守秘義務にはそれだけの重さがあります(M)

2015年12月 7日 (月)

新しい手帳

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

新しい手帳 2015.12.9(水)

文房具店の店頭に来年のカレンダーや手帳が並んでいます。十二月に入りました。皆さんはスケジュール管理はどうされていますか▼手帳派とスマホ派に分けると、二〇・三〇代を中心にスマホ派が増えていると新聞記事にありました。私は手帳派です。ページの最初にカレンダーと月間予定表があって、見開きに一週間分が記入出来て、余白が大きく後ろにメモ帳が付いている形式がいい。毎年同じ形式の同じ大きさの手帳が使いやすいため、今は需要が減って発行されていませんが、私は長いこと市労組が発行する「組合員手帳」を使用してきました▼ページをめくるとメモ風の崩れた文字がぎっしりと並んでいます。一冊に凝縮されたその年一年。本棚に二五冊余りが並んでいます。歴史が並んでいるようです。その中には、年末に手帳やカレンダーなどが職場に届いて、まとめて職員で抽選して分配した結果入手した手帳も混じっています。鑑定手帳が多いのはその関係です。一時と比較してその数が減ってきているのは時の流れでしょうか。来年用の手帳を購入するつもりですが店頭では目移りしてなかなか決まりません。新しい手帳を準備して必要事項を引っ越すること、今年の年賀状を整理して発送の準備をすること▼師走にすることはいろいろ多い(M)

2015年11月30日 (月)

ボウリング大会参加体験記

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

ボウリング大会参加体験記 2015.12.2(水)

先週開催されたボウリング大会の参加体験記です▼仕事のあと銘々が迎えのマイクロバスに分乗して茨木市にある会場へ。年に一度開催されてきたこの大会。最初は職場間の交流を目的としたものでしたが、次第に若年層中心に職員の親睦・交流を図る場に変わってきました。今年は六〇名弱が参加しました。一ゲーム目は個人戦で、各々が腕を競います。「小学校の子供会以来」という人もいたりして、ガーターも愛嬌のうちです。ハンディ点があるとはいえ二百アップのスコアを出した人がハイゲーム賞を取りました。二・三ゲームはペア戦。男女がペアとなって「奇数フレームは女性が、偶数フレームは男性がそれぞれ第一投する」というルールです。ペアへの責任感から緊張感が増す分うまくいった時の歓声も大きくなります。二ゲーム合計二九九点のペアがトップでした▼その後会場を移して、フリードリンクとオードブルで乾杯と遅い夕食を取りました。成績発表会では、バリスタやあんま機などの豪華賞品が当たった人は大喜び。恒例となった「野菜セット」の賞品は飛び賞のペア合計十二名に当たりました。カラオケの部は時間の関係でカット。この大会、会場が閉鎖される関係で今年が最後?と幹事の言▼何かの形で親睦が続くことを願って(M)

2015年11月23日 (月)

マイナンバー通知カード届く

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

マイナンバー通知カード届く 2015.11.25(水)

マイナンバーに係る「通知カード」が郵送されてきましたか?日本郵便の発表では十一月十九日現在で二八%の配達だそうですので未だの人が多いかも。過日、我が家に届きました▼入っていたのは説明文とマイナンバーの通知カード兼個人番号カード申請書と送付用封筒。通知カードには一二桁の数字が付与され、住所・氏名・生年月日・性別が記載されています。このカードは来年一月の運用開始以降、勤務先へ被扶養者分も含めて提出する必要があります。また、転居すると転入届の際にも提出する必要があります。オンライン申請などに利用する電子証明書には顔写真とICチップが搭載された「個人番号カード」が必要で、申請書が同封されていました▼このマイナンバー制度、設計から汚職まみれの上、個人情報が洩れるのではと不安が高まる中でとにかく動き出しています。来年からは健康保険・年金・税分野での活用が始まります。仕事として個人番号を取り扱う職員も多いと思う。番号自体は単なる記号ですが、それが個人情報・認証情報とリンクすることで威力を発揮します。今後、医療や福祉など利用分野が拡大すれば名寄せの威力はより大きくなり、その分厳しい規範が求められます▼番号記載の書類一枚にも細心の注意を(M)

2015年11月10日 (火)

BPOが威圧を批判

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

BPOが政権与党の威圧を批判 2015.11.11(水)

NHKの『クローズアップ現代』は時の話題を素早く取り上げる報道番組でよく観ます。過日はその関西版『関西熱視線』で学生組織「シールズ」が燃えた安保法制反対の「暑い夏その後」を追っていました。昨年NHK入社の先輩がカメラを持って個々の学生に密着して彼らの考え・感じ方を丁寧に取材していました▼この二番組に出家詐欺報道で「過剰演出」があったとして「放送倫理・番組向上機構」(BPO・事業者の第三者機関)が意見書を発表しました。私が注目したのはその後半部分。「政府が個別番組の内容に介入することは許されない」と厳しく批判している点です。NHKの調査報告書公表直後に総務大臣名で文書による厳重注意を行ったことと、自民党の情報通信戦略調査会がNHKの経営幹部を呼んで番組について説明させたことなどを、政権・与党の威圧・介入と厳しく批判しています。「番組内容に関しては国や政治家が干渉するのではなく、放送事業者の自己規律やBPOを通じた自主的な検証に委ねる本来の姿に立ち戻る」よう要請しています。そのとおりだと思います。政治はメディアに圧力をかけてはならず、個々の放送内容はメディアの自己規律と自主検証によるべきです▼異例の表明がなされるほど政権・与党の威圧があることの証左か(M)

2015年10月26日 (月)

秋野菜への水遣り

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

秋野菜への水遣り 2015.10.28(水)

朝夕はめっきり寒くなってきました。晴天続きで畑の作物が水分を欲しがっていて朝の散歩が欠かせません▼六時に家を出ると日の出前ですが明るくなっています。よく冷え込んでいます。畑に通じる土手の雑草には沢山の露が降りていて長靴を濡らします。秋野菜にも露は降りていますが、土の中が乾いています。畑の隅にある池からジョウロに水を汲んで畝の順に水をかけていきます。二度目に蒔いた種から芽が出始めた二十日大根、ほうれん草、ミックスレタス、水菜が水をたっぷりかけてもらって嬉しそうです。自家製の苗を移植した春菊、チンゲン菜、キャベツ、ブロッコリー、サニーレタスにもたっぷり水を与えます。十月になってポットから移植した自家製イチゴ苗には水が欠かせません。青首大根は少し太くなって盛り上がってきましたので葉っぱの下の土にジョウロの口を取って直接かけます。真ん中の葉が巻き始めた白菜は水に少し尿素を含ませて葉全体にかけてやります▼そうしておよそ半時間、秋野菜と対面して少しずつの変化を見つけ楽しんでいます。朝食の時間が近づくと葉野菜中心に本日の収穫。洗う池の水は大層冷たく感じます。野菜ごとにゴムバンドで止めて籠に入れます▼やがて生長した秋野菜は我が家以外では誰と出会うでしょうか(M)

2015年10月19日 (月)

映画『マイ・インターン』鑑賞記

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

映画『マイ・インターン』鑑賞記 2015.10.21(水)

インターンシップ制度は、大学生が在学中に就業体験をする制度です▼ニューヨークでファッション・サイトを立ち上げ、二百名余の社員を有するアパレル・ネット販売会社に育て上げた女社長。その部下に雇われてきたのは七〇歳の「シニア・インターン」でした。彼は四〇年間電話帳の印刷の仕事をしていました。四〇歳も異なる年齢に戸惑い、疎ましく思う社長でしたが、彼の控えめでいてしっかりとした言動は、自然と社員に受け入れられていきます。夫が仕事を辞めて主夫となり長女と三人で暮らす社長の家庭。仕事と家庭を両立させて今を羽ばたく社長に、仕事にも家庭にも大きな試練が訪れて‥‥▼映画『マイ・インターン』の触り部分です。アン・ハサウエイとロバート・デ・ニーロの共演で、只今上映中。働く女性への応援歌、前向きになれる温かい映画と好評です。私はシニア・インターンであるベン側から映画を観ました。日々を丁寧に生きる姿勢が感動的です。七〇歳で一人暮らしですが、寝室や台所や衣服・家具はキチンと整理されています。ネクタイ姿と愛用の事務用品入りのバッグを手に出勤して、意見ははっきり言うが、目立たず、出しゃばらず、求められた仕事は誇りを持ってやり遂げていく▼インターンを再任用に置き換えて観るのも一考かと(M)

2015年10月 5日 (月)

ラグビーワールドカップとスポーツの秋と

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました

ラグビーワールドカップとスポーツの秋と 2015.10.7(水)

一〇月に入って秋らしい晴天の日が続いています▼ラグビーのワールドカップ・イングランド大会、観てますか。日本が南アフリカに土壇場のトライで劇的な逆転勝利を納めるという「大番狂わせ」があって、俄然盛り上がってきています。日本は三戦を終えて二勝一敗、勝ち点八の三位。日本の目標は「予選二位以内でベスト八進出」ということですが、先に試合がある一位と二位の国の各々の試合結果次第という大変厳しい道のりです。第四戦となるアメリカ戦に是非勝利してほしい。サッカーと比べて競技人口が少ない日本のラグビーですが、高校・大学・社会人と選手権があっていつもテレビで観戦している私としては、四年後のワールドカップが日本で開かれることでもあり、世間の認知度が上がって欲しいと思う▼さて、スポーツの秋、運動会シーズンです。過日、招待を受けて地元の中学校の運動会を観戦しましたが、どの競技もクラス対抗の形をとっていて、リレーを筆頭に大変盛り上がっていました。学年三クラスが程よい規模かも知れません。その十日前の文化祭も観ましたが、体育館でのクラス対抗合唱コンクールが出色の出来栄えと盛り上がりでした。フォーラムの名で保護者に開かれていて、うどん・カレーの軽食コーナーも▼あなたは、何の秋にしますか?(M)

2015年9月28日 (月)

地引網体験バス旅行

場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

地引網体験バス旅行 2015.9.30(水)

市労組が計画した『地引網体験とアウトレットの旅』のバス旅行に参加しました▼同僚と一緒や家族連れやOBなど多彩な顔触れが揃って市役所前を九時半に出発。車内で参加者の紹介と「魚漢字クイズ」を楽しみました。行き先にちなんだ出題でしたが、『鱈(たら)』など読みを当てるのはなかなか難しい。二三問の問題で九問正解がトップでした。目的地には十一時過ぎに到着。泉南市にある岡田浦漁港です。食事会場に荷物を置いて早速浜へ。大きな石が敷き詰めてある浜でした。沖合に出た二そうの船が網の先端を海岸まで引いて気て私たちにバトンし、その網を参加者全員が掛け声を出して引いて魚を捕獲する仕組みです。網から上がった鯛や蛸などが水槽に放たれ子どもたちから歓声が上がりました。小さなサメがいて驚きました▼昼食は漁港自慢の海鮮バーベキューでした。会場からは関西空港が正面に見えます。ホタテ貝・サザエ・エビ・イカ・野菜などを炭火で焼きながら、ハマチの刺身やアナゴやキスの天ぷら、ガッチョという魚の唐揚げ、タコ飯に焼きそばもあって盛り沢山。炭火の熱さと格闘しながらの食事でした。次はアウトレットモールへ。噂どおり韓国語と中国語が飛び交っていました。お魚センターも寄って帰途へ。楽しい旅でした(M)

2015年9月14日 (月)

鬼怒川の氾濫と高槻の水害史

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

鬼怒川の氾濫と高槻の水害史 2015.9.16(水)

関東・東北を襲った集中豪雨、常総市では鬼怒川の堤防が決壊して市域が浸水し甚大な被害が出ています。六日たった現在も水は引いていません。異常な降雨と洪水は日本の何処で起きても不思議ではないと専門家は指摘します▼高槻市は東に檜尾川、西に芥川、南に淀川と三方を川に囲まれ、芥川と檜尾川は天井川です。常総市と同様なことが高槻市の河川で起こったらと想像するとゾッとします。市の水害史を見ると、昭和二八年九月の台風十三号による豪雨で芥川右岸が女瀬川合流付近の芝生地区で一五〇mにわたって決壊しています。富田町、三箇牧村など一七〇〇㌶が浸水して甚大が被害が発生しました。同時に檜尾川左岸も六〇mにわたって決壊、四八〇㌶が浸水して二〇日間浸水したままだったといいます(萩之庄の年配の方からよくこの話を聞きました)▼また、大正六年十月には淀川本線の右岸が四七〇mにわたって決壊しました。「大塚切れ」と呼ばれています。濁流は天神山の山際あたりまで達し、上田辺町で水深二・六mあったといいます。見渡す限り全てが水没しました。その後、堤防を北側へ百m移動させる大塚引堤工事が行われ、七〇戸が移住したと記録にあります▼備えは「高槻市ハザードマップ」をよく知ることから(M)

2015年9月 8日 (火)

国勢調査はネット回答で

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

国勢調査はネット回答で 2015.9.9(水)

今年は五年に一度の国勢調査が実施される年です。基準日は十月一日。国勢調査は国が行う最も重要で大がかりな人と世帯に関する調査です(法定受託事務)。調査項目は世帯人数・男女別・生年月・配偶者の有無・住居・従業状態・従業地など十七項目あり、その集計結果は、人口・世帯・就業・人口移動など市行政にも大変重要な基礎データを提供してくれます▼さて、今回からインターネットやスマホで回答できるようになったのが新しい。国も推奨しています。簡単に回答できることで負担が軽減され効率的で紙や通信費が節約できるとしています。それに加えて、入力時に項目ごとの記入漏れがチェックできること、回収時の情報漏れ等の心配がないこと、回答自体が集計可能な電子データであることなどが大変大きいと思います▼具体的には明日の九月十日より調査員が各戸に直接訪問して世帯ごとにネット回答用のIDを配布します。そのIDを使ってログインして、画面に従って順に回答していき、最後に送信することで回答は完了となるとのこと。回答期間は九月二〇日まで。その後、ネット回答がなかった世帯には、調査員が改めて調査票を配布・回収する従来の方法がとられます▼せめて行政関係者はネット回答で負担の軽減を(M)

2015年8月25日 (火)

事件と街頭パトロール

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

事件と街頭パトロール 2015.8.26(水)

とにかく暑かった夏休み期間が終わろうとしています。二学期制を採用する市内の小中学校は二五日から授業が始まっています▼さて、中一女子生徒の死体遺棄事件の現場となった大阪・高槻市の駐車場が連日マスコミに報道され、一緒だった男子生徒も柏原市で死体で発見されて、四〇代の被疑者が逮捕される事件が起こりました。中一という未だ子どもの男女が大人に狙われるという何ともおぞましい・痛ましい事件、社会への衝撃は大きく、犯人への憤りは収まりません▼地域が一緒になって子どもたちの健全育成に寄与しようという大人の取り組みの一つに夏休み街頭パトロールがあります。五年前から市の少年補導委員をしている関係で私も毎年加わっています。PTAなどの関係者がスケジュールを組んでショッピングモールやコンビニや公園などを巡回し、出会った子どもたちに声かけします。「こんにちは」「何してんの」「友達と一緒?」など、腕章に最初は身を引く子たちから反応が返ってくれば成功です。このパトロールは回数も時間帯も限られていて、事件と同じような子らがいてもその場に居合わすことができない無念さが残ります▼周りの大人たちが見守っているというメッセージが大事です(M)

2015年8月11日 (火)

武藤議員の暴言は許されない

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

武藤議員の暴言は許されない 2015.8.12(水)

猛暑が続いています。夜になっても気温が下がらず寝苦しい毎日、無理せず体調管理に十分ご注意を▼さて、安保法案の審議は参議院に移りましたが、自民党・武藤貴也衆院議員が、安保法案に反対する学生グループ「シールズ」について「『だって戦争に行きたくないじゃん』という極端な利己的考え」とツイッターで批判し、波紋を呼んでいます。戦争を起こすな・憲法九条を守れという学生の主張のどこが利己的なのか。武藤議員は作家の百田氏が「沖縄の新聞は潰せ」と講義した学習会=文化芸術懇話会に出席し、以前のブログでは日本精神を破壊し社会を荒廃させたのは日本国憲法でありその主犯は基本的人権の尊重だ、と言い放っています▼すぐさま批判の声が上がり広がっていますが、本人は撤回しないといいます。日本のあり方の根本が問われる法案を審議する安全法制特別委員会のメンバーがこの程度なのか、三六才だそうですが、市民革命を経て近代思想の礎となった人権思想を丸ごと否定するとは、国会議員としての品格、資質がここまで劣化しているのか、と驚きます▼公募に応じて当選した安倍チルドレン、首相のホンネを代弁したとでも思っているのでしょうか(M)

2015年7月28日 (火)

自由と平和のための京大有志の会の声明文

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

自由と平和のためいの京大有志の会の声明文を読む 2015.7.29(水)

『自由と平和のための京大有志の会』の声明文が話題になっています。一七行の短文ですので、以下全文を引用します。とにかく読んでみて下さい▼「戦争は、防衛を名目に始まる。戦争は、兵器産業に富をもたらす。戦争は、すぐに制御が効かなくなる。」「戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。」「精神は、操作の対象物ではない。生命は、誰かの持ち駒ではない。」「海は、基地に押しつぶされてはならない。空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。」「血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。」「学問は、戦争の武器ではない。学問は、商売の道具ではない。学問は、権力の下僕ではない。」「生きる場所と考える自由を守り、創るために、私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。」▼この声明文、会のHPには日本語を含め二〇カ国語で発表されています。「まるで詩のような文章」などの反響のコメントが沢山載っています▼心の奥底に深く響き、揺さぶられます(M)

2015年7月22日 (水)

NHKの朝ドラ『まれ』の楽しみ方

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

NHKの朝ドラ『まれ』の楽しみ方 2015.7.22(水)

NHKの朝ドラ『まれ』楽しんでいますか▼主人公・希(まれ)が子どもの時食べた誕生日ケーキの美味しさが忘れられずお菓子作り=パティシエになる夢を追いかける物語です。まれとその家族、身を寄せる能登の家の老夫婦、能登で生まれたまれの友達とその家族などの間に、週の単位で何かの事件が起きるかたちで話は展開。半年の半分を過ぎて起承転結の「転」に差しかかったところでしょうか。お菓子の本場・フランスに修業留学するか、能登で新しい道を見つけるか、輪島塗りの伝統を継承しようとする圭太の行く末とも絡まって、先を読ませない展開です▼このNHKの朝ドラ、世界でもまれな存在のようです。一九六一年の『娘と私』が第一回放送で、以来五四年間放送、『まれ』が九二作目といいます。二〇一〇年代では『ゲゲゲの女房』『てっぱん』『おひさま』『カーネーション』『梅ちゃん先生』『純と愛』『あまちゃん』『ごちそうさん』『花子とアン』『マッサン』と放送されました。これらの話はどれも、一度はこの動点で紹介して感想を述べてきた気がします。それだけ生活の中に入り込んでいるドラマ枠かも知れません▼批評家にならず物語に入り込んでそのまま楽しむのが私流のドラマの見方です(M)

2015年7月14日 (火)

安保法制が山場に 

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

安保法制が山場に 2015.7.15(水)

採決の前提となる中央公聴会が開かれ、安保法制が山場を迎えています▼「日本への武力攻撃がない段階での武力行使は違憲だ。集団的自衛権の行使容認が政策的に必要なら憲法改正の手続きを踏み国民の支持を得ればよい」「集団的自衛権を使う際の前提条件『存立危機事態』の定義があいまいで、行使の歯止めがなくなりかねない」「中国との対話や相互理解はそっちのけで、自国が武力行使する可能性を拡大すれば、より安全になるとの主張は政治的に稚拙」いずれも公聴会で専門家から出た意見です。重大な問題点が指摘されているのに政府は「聞き置く」だけでしょうか▼アフガンで人道支援を続けているべシャワール会の医師・中村哲さんの談話を読みました「米軍などの後方支援をするといいますが、それは戦力そのものになるということです。自衛隊は当然攻撃され、日本国内でも破壊工作が行われるでしょう。私が敵なら、そうします。米軍と同様、現代戦の常とう手段だからです。その覚悟があるのでしょうか。つくらなくてもいい敵をつくり、イスラム教徒に対する偏見を共有し、危険な火遊びに運命を託すようです」▼憲法違反の法案は審議しても合憲にはならない(M)

2015年7月 7日 (火)

字源とは異なる字説は自由な着想が可能です

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

字源とは異なる字説は自由な着想が可能です 2015.7.8(水)

お笑い芸人のゴルゴ松本さんが少年院で行った授業が話題となり本(『あっ!命の授業』)も出版されました。五〇音の中に人生がある。愛(あい)で始まり恩(をん)で終わる。命という字は人屋根に一叩きと書く。心臓のトックン・トックンという一叩きの連続が命だ。弱音を吐くの吐くは口にプラス・マイナスと書く。少しずつマイナスを取っていき口にプラスとなると叶うとなる、など▼こうして漢字を解釈することを「字説」と呼ぶそうです。例えば、「波」は「水の皮のこと」だとか、「武」は本来「戈(ほこ)を携えて歩む」という意味を表しますが、武は「戈を止(とど)めること=戦いをやめることだという字説があって、正反対の意味を表わして、専守防衛の精神を説いたものだと説明します。この話のネタの記事には「人生の荒波を何度もかぶって女は婆になる」という字説が載っていました。面白い解釈です▼本来の漢字の成り立ちを「字源」といいます。字源に関する辞書は沢山出ています。そうした本来の漢字の成り立ちとは異なるものだということさえ踏まえるなら、字説は、解釈する人の思い入れをベースにした自由な着想から楽しい解釈が生まれてきて、漢字を覚えるのに便利だったりして、親しみが増します▼漢字は深長です(M)

2015年6月30日 (火)

サッカー女子W杯の観戦

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

サッカー女子W杯の観戦 2015.7.1(水)

サッカー女子W杯の観戦楽しんでいますか▼世界ランク上位の国が勝ち進んでベスト四が出揃い、今日一日に米国対ドイツ戦、明日二日に日本対イングランド戦の各々準決勝があります。日本チームは予選リーグでは、スイス戦一対〇、カメルーン戦二対一、エクアドル戦一対〇の三勝で予選一位通過し、決勝トーナメントに入って、オランダ戦二対一でベスト八に、オーストラリア戦一対〇でベスト四まで進みました。全試合テレビ観戦しましたが、私が感じる今回の闘い方の強みは、これまでのどの試合も日本が先制する形で試合を自らのペースですすめることができたこと、得点した七点は全て異なった選手がゴールしているように全員守備・全員攻撃の組織サッカーができていることではないかと感じています▼今度のW杯は全て人工芝グラウンドで開催されていますが、これだけは一考が必要です。オーストラリア戦は現地で午後二時、三〇度を超える猛暑の中のキックオフでした。人工芝は足腰への負担が大きく怪我につながりやすいと言われている上に気温が高いと芝自体が相当熱くなっています。また人工芝は水を吸いませんからボールの走りを良くする大量の散水は全て蒸発して地表付近の湿度を上げます。▼先制されても逆転できれば日本の強さは本物です(M)

2015年6月22日 (月)

戸籍窓口事務の民間委託はなじまない

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

戸籍窓口事務の民間委託になじまない 2015.6.24(水)

私の住む市では内部検討していた戸籍窓口業務の委託化について「一時棚上げ」すると報道されています。今日はこの話題▼戸籍事務の民間委託は東京都足立区が昨年一月から実施して「先進事例」となっていますが、労働局から偽装請負として是正勧告を受け、一部直営に戻すなど混乱があることや、法務省が今年三月三一日付けで「戸籍事務を民間事業者に委託することが可能な業務の範囲について」と題する方針を示したことが大きく影響しているようです▼法務省の方針は、①判断が必要となる業務は委託できない(請求や届出について資格があるか、権限があるか、具体的事情の確認などは職員でなければできない) ②個人情報保護について十分な対策が必要(契約だけでなく罰則や監視体制、研修などの対策が必要) ③事業者への助言や指示は偽装請負になる(事務担当者が職員に助言や指導を求めても、職員が指示しても、指揮命令となり偽装請負になる) などの点で厳格化を要求しています。戸籍は市民一人ひとりの人格に係わる高度な個人情報が記載されていて、その事務は一見定型的に見えても個別の取扱いは慎重かつ厳格であるべきで、高度な専門的知見が要求される事務です▼職員が直接担うことの意義を再認識した記事でした(M)

2015年6月16日 (火)

一杯のコーヒー考

職場の新聞に以下のコラムを掲載しました。

一杯のコーヒー考 2015.6.17(水) 

朝食時に一杯のコーヒーを楽しむ人は多いでしょうか。ずっと続けている習慣の一つです▼我が家は「シングル・オリジン」と呼ばれる単一産地の豆だけで入れるコーヒーです。ブラジル・モカ・キリマンジャロ・マンデリンなどの単品を豆のまま購入し、朝、電動ミルで粉砕して、ドリッパ―のろ紙の中に入れます。一回目のお湯で泡状に膨らまして少し時間を置き、二回目のお湯で人数分の注湯をします。ほとんとの場合、ブラックのまま飲みます。豆の個性が明確に区別できる程の舌ではありませんが楽しんでいます▼職場では、専らドリップパック派です。お湯とカップさえあれば気軽にコーヒーを入れることができます。それとは別に、一人年間五百円の会費で希望者を募り、フロア全体で六十名程のコーヒー会を組織、会費でインスタントコーヒーとミルクを購入(アルバイトさんのお世話になりました)して給湯室に置き、気軽にコーヒーを楽しむことできるようにした取り組みでは、一年間、切らすことなく維持することができました▼過日、コーヒーを一日三~四杯飲む人は殆ど飲まない人に比べて、心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡する危険性が四割ほど減少するという追跡調査結果が公表されて、注目されました▼適度な時間と量でリラックスの一助に(M)